「愛〜!真也くんにふられちゃったよお!
あんなラブラブだったのにぃ……」
泣きついてくる親友
片岡円香 カタオカ マドカ。
「うん……円香辛かったね。」
そう言って親友の頭を撫でるアタシ、
天王寺愛 テンノウジ アイ。
「わ〜ん、ねぇ、愛、
まどか何が悪かったと思う?正直に言って。」
「うん、円香、ちょっと……だいぶアンタだいぶ重かったと思うよ。
毎日ハート100個のメールとかさ手編みでおそろいのマフラーとか…あとは…」
言いかけたところで
円香がいきなり発狂する。
「わあああああ!もういい、愛の毒舌でまどかの思い出を汚さないで!」
「円香が言ってって言ったんじゃん〜」
「愛が毒舌なの忘れてたよ………」
