崇「やだよ。金かかるし、めんどくさい。兄貴に頼めよ!近所だろ?」

母『崇に頼みたいのに~』

崇「ってゆうかさ、なんで非通知なの?紛らわしいことするなよ」

母『あら?そうだったかしら?母さん、機械には詳しくないの』

崇「もういいよ。それじゃあ、いま彼女といっしょだから、きるよ。」

母『…そう?仕方ないわねえ…じゃ、またね』

崇「あぁ。じゃあな」


…ぷっ…

俺は、電話をきってポケットにしまった。


春香「はあ~…がっかり。」

崇「俺のせいじゃないだろ?!」


そのとき、


…PPPPPP....


春香「また、電話だよ」

崇「わかってるよ…たくっ…」

俺は渋々、ケータイをとって画面をみると…

崇「あれ?また、実家からだ。」

春香「愛されてんのねぇ~」

崇「そんなんじゃないよ」


…ピッ…

崇「なに?まだなにか用?」