もぅッ!! 結夢はいつもそう言って、自分の話は中々したがらない。 どこまで秘密主義なのかしら。 と言うか、相談するのはいつもあたしの方で、結夢からはそーゆう話してこない。 「結夢も誠も大人だ……」 「何、いきなり」 何でもな〜い。 と心の中で呟いて、机に突っ伏した。 不安とか、辛い事とか、何で自分の中だけで解決できちゃうんだろ。 あたしは泣き言聞いてもらわないと消化できない、弱い人間です。 「のん見てると、羨ましいよ……」 結夢が呟いたその声は、昼休み終了のチャイムが掻き消した。