しょーちゃんとは
次の日から一言も口を
聞かなかった。

学校へ行ったら、
杏里が睨んでくる。
私は無視をして
自分の席に座った。

バンッ―

私の机に思いっきり両手をついた杏里。
一気に静かになって
私と杏里は注目された。

「何か用?」

少し強めの口調で言ってみた。

「苺子ちゃんに謝って!」
みんなが不思議な目で見てくる。

「ごめんなさい…」

私は呟いてから走った。
ランドセルを手に持って。
走って、気がついたら
家にいた。