校長室のアツイkiss

私がじっと悟を見つめていると


「菜月、可愛すぎ」


悟はそう言うと、また、ぎゅっと抱きしめてくれる。


「えっ?」


いきなりそんな事を言われても、何がなのかよくわからない。


「菜月……」


悟は私の耳元で囁く。


「何?」


私は悟の腕の中から、顔を見上げる。


「顔を赤くして、そんな潤んだ目で見られたら……、俺、止まらなくなりそう」


「えっ?」


私が悟の言葉に驚いた瞬間、口を塞がれ、悟は優しく熱いキスをする。


いつもと違うキスに私の心臓はさっきからずっとドキドキと早いスピードで動いている。


さっき、悟が離れた時に寂しく思った私は


また、悟に触れてもらい、そして、触れる事ができ、すごく幸せな気分になる。


ずっと、こうしていたいな――…