校長室のアツイkiss

「悟……」


私は悟の腕の中から顔を見上げ


「ごめんね」


「何が?」


「一緒にいれる時間少なくて……」


「俺達は受験生なんだから、今は仕方ないだろ?」


悟は優しく微笑み、私を見つめる。


そんな悟にやっぱりドキドキする私。


私はぎゅっと悟に抱き着き


「……好きだよ」


「えっ!?」


私が急にそんな事を言うものだから、悟は驚いている。


恥ずかしくなった私は、悟の胸に顔を埋めたまま


「言いたくなっただけ」


そう言った。


今は二人でゆっくり出来る時間は少ない。


だから、ちゃんと気持ちを伝えたくなった。