桜ちる


「私は大丈夫だったわ。でも相沢さんは」

「こんなことの後に相沢さんか」

櫻子が頬を染めて、相沢の胸に隠れた。

「幸せすぎると、悪魔に連れて行かれるのよね」

「まだまだ過ぎてない。これからだよ」

 相沢は、元妻とは恋愛であったが、何かが足りなかったと思った。
大事な何か。

情熱とか、愛とか。