桜ちる


「若草山の山焼きに来たいが」

「いつも延期になるのよ。中止の時もあったわ。
 三度来て一度しか見てないのよ。風の向きによって決めるみたい」

「来年は是非来たい」

昼が軽食であったので
大阪で美味しい物をご馳走すると言われた。
大阪のステーキハウスに入っていくと櫻子の顔色が変わった。

「どうしたの」

相沢に何も言わずに櫻子は駐車場を目指した。

母が又新しい男と居た。