要蔵は黙ってしまった。・ 「ごめんなさい」 「いや。もっともだ」 それからは、用心深く話しをした。 聞きたい事があったが これ以上はお互いに傷つくだけだと思った。 又母は切り抜けるだろう。 夫の地位とお金で。