桜ちる


相沢の胸で頷いた。
汗を流したいと言う麻奈に待てないと相沢は言った。
四度目の完結編だなと相沢は言いながら激しく麻奈を求めた。

麻奈はこうして相沢の体に手を廻しているのは自分だから、
櫻子のことは気にしないと思った。
これ程激しく求められているのだから。
相沢の事故で出来た手術の後をなぞりながら、
麻奈は満足していた。

この時間だけは私だけのもの。

あの日の事故がなければ、
こんなに早く、相沢の胸に抱かれていただろうか。