「どうした」
「恥ずかしいのよ。いつも昼間に」
「話をするのだから」
「本当に。でも人はそう思わないでしょう」
「解っている。名誉の問題だろ。君も立場がある。婚約者なら良いだろう」
相沢は、ポケットから小箱を出し、
ダイアの指輪を麻奈の指に入れた。
何故かぴったりであった。
手を握ったらサイズがわかると言った。
泣いている麻奈を抱き寄せた。
「愛していると直接的な言葉ではなかったから気がつかなかった。櫻子とのことに立ち入らないでくれたら上手く行くと思う。終わったことだ。それで良いのか」
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