桜ちる


麻奈は子供の事を一番に考えた。
以前に相沢と付き合って、
子供が出来たらと想像して喜びに浸っていたことがあった。

「良いですね。沙希の子ですか」
小森は満面の笑顔であった。

麻奈が相沢の用事で買い物に行くと、
小森は、彼女は良いですねと言った。

「まだ彼女の公判を聞いてないからだ。聞けばそう言わなくなる。味方だから良いが、家庭に持ち込まれるとな」

「結婚するんですか」