「私の望み」 麻奈の望みは相沢と暮らすことであった。 「この間言ったよな。みんな覚えている。忙しいからと言ったら、約束して破っても良いと。話相手でも良いと」 「頭は壊れてないのよね」 壊れかけているの自分だと麻奈は思った。 相沢は麻奈を片膝に腰を掛けさせ、髪を掻き揚げた。 麻奈は相沢の首に手を廻し、 相沢の唇が首から胸に肩にと移っていくのを止められなかった。 「それが、何もかも回復した。今証明しただろ。しかし君との噂は、これはお互いにマイナスだ」