「私は貴方が好きだったわ、隠したことはない。厳しいけど公平で仕事人間で優しい、確かにあの時は、貴方に声を掛けられて、舞い上がっていた。まさかあのホテルは予約済みだったの」 麻奈は相沢を追いかけたのを隠さなかった。 「私ではないが、キャンセルになるのを知っていただけだ」 「それじゃあ、真面目に交際する気があるの」 「真面目にか。優先順位が違うけどね。逸れに勿論これが重要だが」 相沢はそう言うと麻奈にキスをした。