桜ちる


かなりの複雑骨折と臓器の損傷だが、
何とか手術は成功したと医師は言った。
後は様子を見ましょう、
体力のある方のようなので大丈夫だと思いますと付け加えた。

麻奈は何を言われても良いと思い、
まず上司に明日の公判の延期か交替を要請した。
かなり苦しい嘘を重ねた。

小森は直ぐに飛んできた。
制服であった。
彼は、相沢の勧めで警察大学校に入っていた。
昇進のためであった。彼もあちこち電話をしていた。