桜ちる


「小森君には世話になった。
 そもそも私達を紹介したのは彼だ。
 櫻子のボディガードのように大学時代は、
 彼女を守ってくれたと聞いている」

「それが、僕の目の前で二人は恋に落ちたんだ。
 僕が何年も守ってきた櫻子を攫うように」

「そう言うことだ。私たちは小森君に遠慮があったが、
 止まら無かった。そして、彼女は私の妹と自殺した。
 それがショックで何もかもどうでも良くなっていた。
 婚約していた」

「自殺したんですか。どうして」