桜ちる


「彼女の何を」

「だっていくら金持ちでも、あのビルが壊れるまで使って良いなんて、
 大学の同窓生だって言うだけで」

「私は櫻子の部屋を使って良いことになっているが、
 まだ行ったことはないが」

「二人とどういう関係ですか」

「私の婚約者だ」

「お義兄さんの彼女なの。でも信二は関係ないでしょう。
 それに大きな彼女の写真が貼ってあって」

相沢は笑ってしまった。

「御免」
どんな説明も疑いになったのだろう。