桜ちる


「あれから明るかったあの子は変りました。私は腫れ物を触るようにあの子を扱い、大きな溝が却って出来たようです。でも貴方と幸せな日々があったことで私も救われました」

そして、
櫻子の財産は、
櫻子の部屋と小森の部屋を除いて、
アパートの家賃は、
毎年女性擁護センターに寄付をする遺言を櫻子が弁護士に依頼してあった。改めて権利譲渡書類にサインをお願いしたいと言った。