桜ちる


信二が怒った顔をこちらに向けた。
一応毎日のように顔だけは会わしていたが
滅多に休みが合うことは無い。

漸く仕事に馴れ
休みも交替で取れるようになったところである。

「小森君。彼女はしっかりお守りしますよ」

携帯番号を交換し、明日の約束が出来ると、
相沢は支払いをすると帰った。

信二と取り残された櫻子は興奮を抑え切れなった。

「素敵、何歳かしら、ねえ」

「昌子より十歳上なんだから三十五・六」

「結婚は」