信二は頭を掻きながら
こいつが天然で危ないですから
それに昌子が教一を好きで、其のことがあって保志が運転して
後の席で話が出来るようにと配慮したと思うと言った。
「そんなこと聞いてないよ」
「馬鹿、言えるわけないだろう。お前も教一が好きだった」
図星であった。
櫻子は優しく凛々しく見える教一に、昔は気があった。
何時も信二にからかわれている為か
特別に交際をしようと思っていなかった。
「明日は日曜ですので、基本的に内は休みです。
同じコースをドライブしませんか」
「課長明日は」
「そうでしたね。それでは来週にでも」
「私は大丈夫ですが」
