限られた永遠の物語


「・・・ばかばかしい」

私がそう言うと彼は笑った

「とにかくオレはこれからリリって呼ぶからな」

彼は嬉しそうに笑いながらキャンバスと向かいあっていた


タニザキ シュン


リストからみた彼は別に何とも思わなかったけど1度会ってみて一気にイメージが変わった

谷崎 瞬

本当彼は不思議な人だった。


どうして彼は私を大切そうな目で見るのだろう。

どうして死神である私にこんなにもきれいな名前をくれたのだろう…