限られた永遠の物語

あの日から瞬に会ってない・・・

『死神なんかじゃない。美しい人なんだ』

あの日いきなりそんなこと言われて私は逃げ出してしまった。
それから1度も彼に会ってない。
リストもあれから何にも変わらず彼の名前が載っているだけ

いまだに彼の最期の日が決まっていない

「会いに・・・行こうかな」

仕事だもの。いい加減に逃げちゃだめ。

私はゆっくりと目を閉じた