アネハと詩織 〜嫉妬と悪魔と星空を添えて〜

取り敢えずジェネハブチ切れなわけだ





そして詩織ちゃんの暴挙




つまりジェノサイドアネハの思考回路はこうだ




俺に詩織に好意がある事を伝達

アネハマジラブ

俺はアネハを応援してると奴は思っている

やる気マンマン

告った

振られた

理由は俺と詩織が付き合ってるから

あの腐れ外道 俺をピエロにしやがったな

戦争だ





なわけだ




究極のハタ迷惑がここにある




何故僕がこんな目に会わなきゃならないのですか神様



俺は昔とある偉い人のこんな言葉を聞いた






「今在るべき現状を進むも下がるも人次第、だがその一歩が人生を変える一歩なのを忘れるな」



もう一つ




「人間とは人と人の間に生きるからこそ人間なのだ、豊かな人間であれ」





とね




シェークスピアのオッサンが言った言葉をもってしても拭い切れないこの不遇



逆に解釈すっとさ





「進むも下がるも人次第、でも下がる時は下がった方がいいよー」







「人間とは人と人の間に生きるから厄介なのだ 貧しい人であれ」




ってなるわ



まさにこの現状だ






ここは全てを吐き出してジェネハの誤解を解いて適当に収める



これがベストチョイスだ





ところが






俺はプッツン来てた






男ってのはね

無益だと分かってても引けねぇ時があんのよ






そう奴の犯した大罪は三つ





・女の子の知り合いが居なかったニラ饅頭のようだった奴を快く受け入れた俺の懐に泥をかけた事



・ろくに真相も確かめずこの魔王に上等かました事





・俺がこの世の滅却対象No.1にノミネートするシカトという行為をした事







上等すよ アネハ