「いやだよー アネハに口の中舐め回されるのなんて考えられないー」




なんでこうも卑猥な想像で審査するのかこのオオサンショウウオは



「まぁそこは頑張って上手く振るしかないんじゃないか?」




「なんて振ればいいのー」





「あぁもう騒ぐんじゃないよ とりあえず流行りなのは まだお互いよく知らないとか他に好きな人がいる とかだろ」




「あーわかったそれでやってみるー」






うーむ アネハが振られたダメージが反転して取り返しの付かない事しなきゃいいんだが


まぁ3階だしなんかあれば聞こえんだろ



そう思った




そして詩織はデーモンの元へ向かった





そして









「あー緊張したー」





「おっ 無事だったか どうだったのよ?」






「なんとか振れたよ」





「なんて言った?」





「とりあえず結構一緒に遊んでたからお互いよく知らないって事はちょっとアレだと思ったから好きな人いるって言っといた」





「そしたら?」





「ちょこっと会話した後に無言で出てっちゃった」





「あれ?ってことはあいつ帰ったのか? あいつの鞄あるぞ?」





「うーんどうだろ」





「まぁどっかで落ち込んでんのかも知れんな」





「うん、とりあえず今日はアネハと顔合わせづらいからもう帰ろー」





「うーむ そうね 帰るか」






「まどかがいないよ?」