彼氏の余命を知ってる彼女。



もし、今日の質問が無意味なモノだったら…


この先、ヒカルを助ける事はできない──。


そう考えると冷や汗が額から頬を伝う。


「…で、今日はどんな疑問だ」


顔を私の方へ向け、呟く死神。


私は震える手を抑えながら静かに口を開いた。