彼氏の余命を知ってる彼女。



突然の内容に私の顔から笑みが消えた。


「…ここに来れなくなるってことは、私がこの世界についての疑問があっても、その答えは聞けないってことですか…?」


「…そうだ。我々が偶然、君達の世界に降りているとすると、こちらから聞きに行く。
それ以外の方法はない」


…なら、実質上、今日で“ヒカルを助ける手段”の疑問に答えてくれるのは最後なんだ──。


「そんな…」