彼氏の余命を知ってる彼女。



「…ありがとう…」


なんだか急に恥ずかしくなり目線を逸らしながらヒカルにお礼を言った。


そんな私を見てクスクスと笑うヒカルを見て、何故か胸が温まる。


「よし、ゲームやるか!」


「うん!」


有名な某カートゲームを私達は夕飯に呼ばれるまで騒ぎながらやり続けた。