彼氏の余命を知ってる彼女。



私は…、ヒカルとずっと一緒に居たいよ──。


「ねぇ、ヒカル」


「ん?」


鼻を赤くして、キョトンとしながら返事をするヒカル。


私は一回小さく深呼吸して口を開いた。


「明日、学校休みでしょ?だから…

今日、ヒカル家に泊まりに行ってもいい…?」


恐る恐るヒカルにそう問う。