「あっ! 名前!! 名前教えてよ!」


『中原理花...』


「理花ね。了解! 俺は川瀬想。 想でいいから」


『想くん...?』


「まっ、何でもいいよ。 ところで理花ちゃんは何で入院してんの?」


『それは...』





「あぁ! ごめん。言いたくない事だってあるよな。 俺、何も考えてなくて... ほんとごめん!」


『あっ いや、そんな謝らないでください』


「でも...」