このころの私には大切なものなんてひとつもなくて


両親にも疎まれるようないらない子


いつも愛想笑いしてた


友達にもそう


ほんとに大切な友達なんていなくて


皆に合わせて笑ってた


それが愛想笑いだって気づかれることなんてないと思ってた


そんな私に大切なものができるなんて


思ってもみなかった