ちょっとだけ落ち込んだけどすぐに復活。
また夜にねとみんなと別れ、梨音と一緒にかえくんを待つことにした。
「眠いねぇ…」
「くう…」
「まだかねぇ…」
「くう…」
「あ…。先にお風呂入っとこうかねぇ…」
「くう…」
「まだ早いかねぇ…」
「くう…」
「…分かったよったく…。ほらおいで」
「❤」
やったぁ❤
それじゃ失礼しまーっ…Σ
「わふっ!」
「……」
「……」
「……いや、お前じゃねえけどな」
「梨音のばかあぁぁあ!」
なんとあたしよりも先にかえくんの胸に飛び込んだのは梨音だった!
しかも超嬉しそうに。
思わずかえくんも呟いてたよ。
悲しさのあまり、かえくんをじっと見つめてみた。
愛をこめて見つめてみた。
「……子犬かお前は」
「結局犬!?Σ」

