秘密のMelo♪y⑦*完結編㊤*


…というのはまあ冗談で。

誰もお金なんかとりはしない。当たり前だ。


『当たり前よっ。腐るほどお金あるくせに…! むしろ無償配布したっていいくらいなのに…!』


無償配布とか妙にウケるんですけど。


『ここは本邸と比べるとミニサイズだからお部屋少なくて…。すぐ使えるの二部屋だから、男女に分かれてね。ちょっと狭いかもだけ…』


『ねえ馬鹿にしてる? 馬鹿にしてる?』


『これでミニサイズ? 部屋が少ない?』


『しかもちょっと狭い?』


「…………わぁーんっ! かえくんメイリー達がこあいよぉぉお!」


あたしは…!

あたしは親切で言ってるのに…!

怒られた…!


「あーよしよし…」


「かわいそうになァ。お前さんは間違ってねェよ」


「藤峰真裕だぞ? 今さらそんなこと気にしてたら身が持たないだろ」


『ゆ、ユウキまでΣ』


『ち、違うもん! べべべ別に怒ったりしたわけじゃ…!』


『ま、マヒロマヒロ、ごめんね!? ちょっとびっくりしただけなのよっ』


「…ぐすん」


『ああもう…! 可愛い…!』


『なにこの罪悪感…! まるで生まれたての子犬を捨ててしまったかのような…!』


『…守られてるじゃん。捨てられたわりにはスッゲ守られてんじゃん』


『水差さないでアッシュっ』