「きゃう!?Σ」
「あ、ごめん琥珀❤」
うとうとしかけていた琥珀をびっくりさせてしまったけれど、ぴょーんっと飛んでかえくんのもとへ。
お仕事の時はあたしも我慢するんだもん。
―ぐゎばっ
「っ…と……」
『華麗!Σ ものすごい華麗に飛んだ!Σ』
「お前な…目標を定め誤ってそのへん突っ込んだらどうすんだ」
『そのへんて…』
「大丈夫❤あなたが身を挺して守ってくれると信じてる!」
「……」
…やだな冗談よ。
きっちりかえくんを標的に見定めて飛び込んでるわ。
絶対外さないもん。
『なんか怖い。なんでか知らないけどなんか怖い』
『ほら…あれじゃない? ターゲットロックオンみたいな…』
『ああ…それか。まるで雌豹のごとく…』
『あんな可愛い豹なんか豹じゃない』
『ねえね、そういえばみなさんこれからどうすんの? いつまでいるの?』
『ここにとーめーて❤』
『よーし三食込みで一人一日三千ユーロ(約300,000円)…』
『高いわッ!!Σ なによりまず高いわッ!!』
「普通にホテル泊まるより断然安いのに…。破格の価格なのに…」
『どんなホテル泊まればそうなるの…? ていうか天下の藤峰家と感覚一緒にしないでくれる…?』

