―――……
が…しかしその数分後…。
『マヒロ久しぶり!! 超久しぶり❤』
『やっだハディ、そこまでじゃないわよー』
『相変わらず可愛いわねーっ』
『おおっ。なんかすげぇ妊婦さんらしくなってる』
『おっ。お前ら揃ってんじゃねェか』
……。
「ねえ。ほっといたらこうなったんだけど」
「……」
「……」
誰? ほっとけとか言ったの。
二人だよね。二人言ったよね。
だからほっといたのに、そしたらなんかこの部屋の人口密度すんごい上がったよ?
「わふっ!」
『あっ、梨音じゃなーい❤』
『琥珀くん久しぶり~』
『うおっ!? なあなあ見て! 増えてねえ!?』
『ホントだ!』
『キャー可愛い! もしかしてあの病院の条件のときのっ?』
「楓なにやってんだそれ」
「ど、どうしよう…。そうだ! ちょうど警備班がいるわ。不審者侵入って連絡を…」
『ちょっとΣおろおろしながら言わないでよ本気みたいじゃない!』
『メイリー…どう見ても本気だわ?』
え……。
えええー…? 嘘でしょ…?
メイリー達……。
き、来ちゃった…。

