秘密のMelo♪y⑦*完結編㊤*


んなっ……いつから…。


振り返るとそこには、いつどこから湧いて出たのかお義父さんの顔。

とっさに一歩引いた。



「なんでもいいわけないやい!」


「じゃなんなんですか」


「君のお披露目会だぞおおっ!? 気合いを入れたまえ!」


「別に気合い入れる必要は…」


「いくらなに着ても似合っちゃってかっちょいいとはいえ! …あ、ほら。このへんのスーツとかでいんじゃない? まあ適当に」


いや今適当つったろ。

誰だよ5秒前まで気合い入れろとか言ってたの。


「まあどうせなに着たって似合うんだから適当でいいのさ! さて僕も準備準備~♪」


「……」


いや、なにしに来たよ。


というかさっきも似たようなやつ、相手にした気がするが。


「…なんとか真愛だけでもまともに育てよう」


密かに心に堅く決め、結局やはり適当にスーツを手に取った。