秘密のMelo♪y⑦*完結編㊤*


「そんなことよりまお、あとでランチ行かない? 真愛ちゃん一緒でも大丈夫かしら」


「ちょっと待て。それなら最初からうちに呼びつける必要はなかったんじゃないの?」


「今思い付いたんだもの。仕方ないでしょ」


もっともなことを突っ込んだ蓮くんに、いともあっさり言い返したりんりん。

さすがだ。


「ハア……」


頭を抑えてため息をこぼした蓮くんに思わず同情した。


「どこ行く? なに食べたい? てか真愛ちゃん連れ回して大丈夫?」


「大丈夫大丈夫。なに食べたいかもよくわかんない♥」


どっかそのへんのレストラン適当に借り切ってこようか。


「ごめん、そういうのいらない」


「?」


「あっ、美味しいデザートがあるお店に行きましょうか! まおきっと好きよ」


「美味しいデザート♥! かえくんいーい?」


「ハア……」


キャーやったあ!

いいんだってぇぇ♥♥