秘密のMelo♪y⑦*完結編㊤*


――楓サイド――


真裕がマドレーヌを頭に乗せることなく無事ティータイムを終えた頃、何台ものカメラが真愛を狙っていた。


「滅多に会えないんだからもー…たくさん撮っとかなきゃ♥」

「真裕ちゃん、無愛想だけどこれも一緒に映ってるよ、ほら」

「キャー素敵!」

「それにしても大人しいわねー」

「見て見てかえくん、かっこいい!」


真愛がいるのは俺の膝のため、必然的に俺ごと囲まれるわけで。

だいぶうっとうしい。


「真裕、ベッド持っ…」


「あっそうだわ真裕ちゃんちょっとこれ見て見て! この間買ったのよー」


「ああっ可愛い! うさぎさあぁぁん♥♥」


「絶対似合うと思わなーい♥?」


くまの次はうさぎかよ…。

着ぐるみ好きだなこいつら。


「似合うぅ♥」


「でっしょー? やっぱり女の子はいいわねーっ。そのうち、パパと結婚するーなんて言い出すかもよ♥」


「いいなーかえくんいいなー! 男の子だったらママと結婚するって言うの?」


「そうねー楓は言わなかったわねー」


「言わなそー……」


「なんだその目は」


「いや、可愛げなかったんだろうなー昔から…と思って?」


「そりゃーそりゃー可愛げはなかったわ! このクソガキって何百回思ったことか…」