おっ……!
「お義母さまお義父さまお聞きになりまして…!? 俺の娘……! 娘ですって!!」
そうなんだよねそうなんだよね!
かえくんの……。
ソファに深く腰掛けて、膝に真愛を乗せているかえくんをじいっと見つめ、感慨にふけった。
「ね、二人の娘の件はもう忘れてるの?」
「とっくに」
「……面白いのね真裕ちゃんて」
「なにを今さら」
こそこそと話すかえくんとママの会話なんて、あたしには聞こえなかった。
…ふりをした。
「まっとりあえず冷めないうちにお茶にしましょう。…ところであなたはなにやってんの?」
ぱんっと手を叩いたママの視線の先はお義父さま。
なにやらごそごそと、棚を漁っている。
「初孫撮らないと…! カメラどこいったっけ!?」
「へー……頑張って」
うん。
実に興味なさげだ。
「いただきまーす♥」
あたしも真似をしてお茶を頂くことにした。
「あったぁ! あったぞおっ。こら楓、真愛ちゃあん♥を下ろしなさい」
「いやなんで。つかなんだその気色悪い呼び方は」
「お前なんか写真に撮ったって仕方なかろう!」
それは違うわお義父さま!?

