秘密のMelo♪y⑦*完結編㊤*


「藤峰家みたいなおうちではティーバックなんて使わないかしらねぇ…」


「さあー…?」


いやぁー…なんのことだか…。


「まっいっか♥ じゃあこれ開けて、ここに置いといてね。お湯沸かすから」


開ける?

って…どこをどうやって…?


受け取ったそれをくるくる回しながら凝視していると、くすくす笑いながらママがお手本を見せてくれた。


「ほら」


「わーっ♥!」


すごいすごいすごいぃぃ♥

アールグレイの香りがしてきたよ!


「あと三つ、よろしくね」


「うん♥」


さっきママがやっていたようにおそるおそる紙を破いてみると。


「キャーッ♥! 見て見てかえくん見て見て! お紅茶の香りがするもの出てきた!」


「ああすごいすごい」


これこれお茶なの?

どうやって飲むのかなあ!


「せっかく真裕ちゃんがかわいーく報告してるのに、あんた冷たい返事ねー」


「いつものこった。大体よく考えても見ろ。そんな感動するようなことじゃねえだろ」


「これどうやったらお茶になるの?」


「お湯を注ぐのよ。もうちょっとで湧くわ」