秘密のMelo♪y⑦*完結編㊤*


「おいなんでそいつに電話なんかしたよ」


「だって会い…」


『会えるの!? マジで!?』


「……やめ…とこうかな」


「そうしろ」


どこにいるかは知らんが、ひとりでドタバタ暴れているに違いない。

そんなやつが来ると面倒だ。


「あ! でもあれを聞かなきゃ! りんりんまた明日電話するね♥」


『えっ、ちょっ……じゃこの電話はなんのために…』


―ブツッ


なんのためらいもなく切ったな…。


「お義母さま達まだかな」


「まだ数分しか経ってな…」


「まっひーろちゃああん♥♥ ママですよー♥」


「……」


「あっママ!」


「キャー久しぶり! 真愛ちゃんは? ッキャー! 可愛い♥!」


どうやって…つかどこから来た…?


立ち尽くして、大はしゃぎする二人を眺めていると。


「久々にその顔見るな」


「息子にかける言葉じゃねえな」


「相変わらず顔だけは胸くそ悪いくらい良いな!」


「悪かったなΣ」