秘密のMelo♪y⑦*完結編㊤*


喜んではみたものの、その本当の理由はなんとなくわかってる。


「きっと大学と仕事と風邪でストレス溜まりまくってんの。そこへちょうどいいカモが現れたとばかりに、とことんいじめ倒してストレス発散しようって魂胆よきっと」


こそこそっと真愛と琥珀達にだけそう教えてあげた。

…つもりだった。


「そりゃー迷惑なやつだなァ」


「まあそうかもしれないけど、アポなしで突然押しかけてくる方もなかなか迷惑だよねってまたーッΣ!? シュンこわ! いつでも現れるんですけど!」


顎を撫で撫ですんなりと入ってきたシュンに、ものすんごくびっくりした。

ドキドキ鳴る心臓を押さえながら、数歩下がった。


『んじゃーまああたし達行くわね。…ほら、アッシュ早くしなさいよ』


『え、俺行くの?』


『当たり前でしょー? それともなぁに、か弱いレディだけで行かせようっての?』


『かよわいれでぃー……どこ?』


『いっぺん死なんかい!!』


…ごめん。

アッシュに同意。


『シュンも早く!』


『おいおい俺もかい』


ハディに声をかけられたシュンは、アッシュとは違ってとても大人な対応をし、肩をすくめてついていった。


「…もしかしたらかえくんより大人なんじゃないかしら…」


「なんか言ったか」


「真愛たんかわゆい♥」