その後みんなをそれぞれ部屋に案内し(ユウキが)、あたしは真愛を抱いて寝室に戻った。
「かえくん起きてる?」
そっと小声で声をかけると、小さく「ん…」と返ってきた。
まあ…寝てないだろうなとは思ってた。
「真愛ここに寝かせてもいい?」
この子が生まれる前…カナダに来たばかりの頃買った、ゆりかごみたいなあのベッド。
それに寝かせて聞いてみた。
「ああ…大丈夫」
本当は、風邪がうつってもいけないしかえくんもゆっくり休まないとだから、別の部屋に行くべきなんだけど…なんせ。
「まお…」
…なんせ、この人あたしを抱いてないと眠らないのだ。
布団に入ろうとするあたしの腕をひいて、あっという間にすっぽり胸の中に収めてしまった。
収められたあたしは、顔だけを出してかえくんを見つめる。
「ねえね、まおのこと待ってたの?」
「…待ってた」
一瞬目をそらしながらそう答えてくれたかえくんに、思わず笑みがこぼれた。

