秘密のMelo♪y⑦*完結編㊤*


――真裕サイド――


『カエデ、どうかしたの?』


急いで戻ってきて真愛を抱き上げるあたしに、ハディが問いかけた。


『ぶり返したみたい。意地張って仕事しようとするから』


『あたし達来ちゃったからかしら…』


ちょっと申し訳なさそうにそう言うリジュに、慌てて返す。


『違うわよ違うわよ。ただあの人が見栄っ張りで強がりなだけよ。そのせいよ』


どうせ、みんなが来なくたって同じように無理をして、ぶり返していたはずだ。

あの人はそういう人だから。


「よしよし。じゃちょっと待っててね真愛ちゃん」


やがて泣き止んだ真愛をベッドに下ろし、メイリー達にも『ちょっとすまんっ』と声をかけ…かえくんに薬を持っていくために寝室へ向かった。


『…忙しそうね』


『子供と旦那の世話しなくちゃだもんね』



「かえくーん?」


そうっと入ってみると、電気はついてない。

返事もないなぁ…。


「寝てるの?」


「いや…」


「あ。いた」


着替えも何もせずに、そのままベッドに倒れ込んだみたい。


「大丈夫…?」


思わず、眉尻を下げて頬に触れた。