秘密のMelo♪y⑦*完結編㊤*


「!」


『どした?』


呼ぼうとすると、もうすでに真裕がこっちを向いていて。

一瞬偶然見ただけかとも思ったが…そのまま立ち上がってこっちに来るもんだから、驚きだ。


「こいつら、いつもこんなだよ」


「へェー? 敵わねェな」


思わず、肩をすくめて笑った。


「かえくん?」


駆けつけてくるなり楓を覗き込み、頬に触れる。


なんつーか…成長したなァ…。


「薬…」


「んもーだから言ったのに。大丈夫? ちょっと待ってね…確か昨日坂本さんが……。ほら、もうベッドに行って。ちゃんと寝るのよ? 分かった?」


そう言って、楓の頭を撫でて額にキスをする真裕。


なんつーか…成長はしたが…。


『…子供と扱い方混ざってんじゃん』


『成長はしたが、態度を分けられるほど器用じゃねェのよ』


「うるさいやいっ」



『マヒローッ! まちかちゃんが泣いてる!』


「はーい! …じゃ、あなたちゃんと寝といてね。すぐお薬持っていくからね」


そう言い残すと、真裕はまた慌ただしく戻っていった。


『……女ってすげーのな』


『…というか、あいつが伸びしろありすぎただけだろ』


…確かに。