秘密のMelo♪y⑦*完結編㊤*


本当に今気付いたという表情で連中を見る真裕。

目を丸くして凝視した。


「本物!?」

「わーっわーっ真裕ちゃんだぁ…♥」

「すげー…」


「お友達?」


「いーや」


「即否定してやんなよ」


別に俺は友達のつもりはねぇ。


「つかお前真愛はどうした?」


「そこにいるわよ」


そう言って後ろを指差す先には、ギリギリになって買った新生児用のベビーカーがあった。


「これ持ち手引っ込めたら車に乗るんだもの。なんて便利かと思って早速使っちゃった♥」


「娘さん!?」


「みみみ見たい!」


「は、はあ…」


「可愛いぃぃ…♥」


「あらありがとうございます♥」


「ほんとにいたんだ…娘…」


いやなんでそんな嘘を世界中につかなきゃなんねんだよ。


すっかり怒りも収まり……というより、忘れ去っている真裕は、初めて人に真愛を見せて上機嫌。

正直安心した。