秘密のMelo♪y⑦*完結編㊤*


……さて。


「くぉら」

「にゃんっ」


「はたいたΣ!?」

「助けたかと思ったら女の子の頭はたいたΣ!」

「行動が謎すぎるΣ」


当然だ。

こいつなんでこんなところに…。


「いたいぃぃ~……」


「しかも泣かした!」


「ユウキーッ! かえくんが怒るぅっ」


「当たり前だろ…あんたなんでこんなとこいんだよ」


「え!? 知り合い?」


「…え、てか待って。今『かえくん』て…?」


混乱する連中をよそに、涙目で俺を見上げる真裕は、ごそごそとポケットを漁り…。


「だって…これ」


…差し出したのは、俺の携帯だった。


「……」


自分のポケットを漁ってみても、当然ない。


マジか…忘れてたのか。

しかも今の今までそれに気付かなかったって…。


「……ところであなた」


「…え"」


そして急に、声色と表情と態度と…目付きも口調も。

すべてがガラッと変わった。