秘密のMelo♪y⑦*完結編㊤*


―――……


「おーい楓くーん。起きてますかー」


「寝られるかこんなところで(真裕もいないのに)」


「副音声聞こえたΣ」


昼過ぎ…講義が終わり、帰る気満々の春樹とやらに目の前に手をひらひらされる。


「つかさ、あんた仕事行くんだったら俺どうやって帰ればいいわけ?」


「知るか。歩いて帰れ」


「無理あんだろがΣ」


校門の辺りまで歩いて行くと、全力で突っ込んでいたユウキがどこかを二度見して固まった。


「……お…おい」


「どうしたの?」


「楓、あれ」


「あ?」


指さす方を見ると、二人の男がそこにいて。


「絡まれてんぞ…」


「知るか。ほっとけ」


「いや最低かΣ! 男の風上にもおけないわねあんたΣ」


「いやぁ……助けた方がいいんじゃないかと俺は思う」


妙にしつこいユウキを不思議に思い、そちらに目を向けると。


「…は!?Σ」


「二度見したΣ」

「星野楓が二度見したΣ」