それから、お腹もいっぱいになって眠りについた真愛をベッドに寝かせ、自分の朝ご飯の続きでも食べようとしたときだった。
「うん?」
……これは…。
「…重症ね」
思わず呟いた。
なぜなら、ベッドのすぐ脇にあるサイドテーブルに、なんとかえくんの携帯が置いてあったから。
こんなもの忘れちゃうなんて、きっともうすでに高熱が出ているに違いない。
「どうしよう…」
連絡しようにも、その連絡先がここにあるんでは仕方がない。
「う~ん……」
少し悩んだ結果…。
「そおだ! 持って行こう!」
野木さんなら送り迎えをしてるんだから、場所も分かる。
よしよし連れて行ってもらおう。
「ご飯食べて着替えて真愛が起きたら行こう」
今日は夕方までって言ってたから、お昼の休憩くらいがいいかな?
そう決めて、久々の外出に少しわくわくした。
「あ! そういえば真愛はうちを出るの、初めてじゃない!?」
生後二週間、藤峰真愛。
初お出かけはパパのところです♥
「よしっ。早く食べなきゃ…」
…んまっ!
このサラダんまっ!

