秘密のMelo♪y⑦*完結編㊤*



真愛。

大切な、大切な、宝物。


「おかーさんがんばるぅ♥」


「つーか泣き方……猫?」


「いや赤子Σ! あたし、猫産めませんけどΣ!?」



――パシャッ



「Σ ユウキいつの間にΣ」


え、しかも…今パシャって…。


「いや、あんたらどうせ誰にも報告してないだろうと思って送ってみた」


「え?」


報告……。


「……WOW」


「つーか真裕じゃん。生き写しじゃん。そっくりじゃん」


「可愛いでしょ♥」


「将来こうなんのか……かわいそうに」


「なんだとこらΣ」



――ピリリリリ

――ヴーッヴーッヴーッ


「…え、なに急にあっちこっちから…」


あたしのとかえくんのとユウキの。

今ここにあるすべての携帯が、ほぼ同時に鳴り響きだした。


あたしの携帯には次々メールが届き、かえくんとユウキの携帯にはメールや電話がきているみたい。