……。
「かわいーかわいー…」
うつ伏せになり、頬杖をついて娘を眺めた。
「ねえ似てる? 似てる?」
「ん? ああ……並んで寝てると、どっちがどっちだか」
「いやそこまでΣ!?」
まだあんまり分かんないなぁ…。
でも鼻の高いところは、かえくんと一緒な気がする。
「……ふふっ。あたしとかえくんの赤ちゃん」
やっと会えた。
色んなことが…あったよね。
あの大事故でもあなたは生きててくれて、あたしを生かしてくれた。
その後も何度もあなたを危険な目に遭わせたのに、あたしのことを見捨てずにいてくれて。
無事に……元気に、あたし達のもとへ生まれてきてくれた。
「ありがとう…」
さすが……。
「…さすがこの人の子だよねしぶといっていうかなんていうか、殺しても死なない感じとかすでにそっくり!」
「いや台無しかΣ!」
「そんなことより結局名前なんにも考えてないんだけど。あと全身痛いんだけど」
「そんなことよりってお前…」
――バーンッ
「呼んだかねーっ!?」
「呼んでないから安心して帰って」
「があんっΣ!?」

